昨日の
JOSF関東オープンの会場にて、TUBAGRA主宰「
サモ氏」からお預かりしてきた「
24インチ仕様croMOZUプロトタイプ」の切削が完了しました。
諸々パーツの準備ができるまでしばらく店頭にてお預かりしておりますので、生の「croMOZU」を見てみたい方は、是非ご来店ください。
ヘッドチューブ(↑)とシートチューブに大胆な肉抜きが施されており、これで100g程度の軽量化となっているそうです。
「croMOZU」に限ってのことではありませんが、最近のインテグラルヘッド規格となったフレームの多くは、溶接時の熱によりベアリング保持部が歪んでしまいます。(↑ヘッド左側の変色している部分がわかりますか?)
先日も市販されたままの某有名フレームに無加工のままご利用になっていた方で、ヘッドパーツがバラバラになってしまっていた方もいらっしゃいました。すべてのインテグラルヘッドがその様になるわけではないと思いますが、お手持ちのヘッドから異音が出たり、ブレーキング時にグラつくような方はご注意ください。
で、施工後がこちら・・・上の写真だとベアリング保持部の歪みが削り落とされて、円周が同じ高さになったのがお解りいただけるかと思います。
大切なことを忘れておりました、TUBAGRAが企画生産しているフレームは、工場出荷時点でヘッド&BBへの切削作業を済ませた上で出荷されていますので、ご購入を検討されている方はご心配なく!
まぁ、お店によっての考え方も様々なので、「そんな作業は不要です」といったショップもあるかと思いますが、当店ではヘッドに限らず、BBやディスクマウント等の切削による精度アップをお勧めしております。