Interbikeから早2週間が経ってしまい、新鮮みも薄れてしまいましたがボチボチとインプレなんぞを。
まずは、こちらですね。
INTENSEから6インチのトラベルを持つオールマウンテンバイクがリリースされました。
春のシーオッターでプロトタイプが発表された際に「このバイクの命名をしてください」というイベントがINTENSEのwebで催されましたが、同社のラインナップがVPPシステムにシフトした際に消えてしまった「TRACER」という車種名が復活という、本当に命名してほしかったのかどうかが????な名前に落ち着いたというオチでした。
まずはリアショック・・・FOXのFLORT RP23ですね、特にスペシャルなものではなかったと思いますが、アッパーリンクの取り付けボルトの位置を変更することで、5.5と6インチのトラベルに変更できるという、従来のINTENSE製VPPバイクには無かった機構が追加されています。(ということで2009のラインナップから5.5EVPが無くなっております。)
試乗後に確認したところ、このシルバーのアッパーマウントはプロトタイプで、製品化の際はブラックアルマイトになるとのことです。
ハンドルバーには、シマノのPROシリーズが装着されていました。
この写真の方がリンクの色と可変するマウント位置がよくわかります。
2.25インチのタイヤを履いてのクリアランスはこんな感じです、日本の泥との相性は・・・・・まぁ気にしないでおきましょう。
ブース前には、WORKS REDと呼ばれるクリア系の塗装を施されたTRACERが展示されていました。
こちらのリアショックは、「CANECREEK」が「OHRINS」と共同開発したリアショックが装着されていました。モータースポーツ界ではきめ細やかなセッティングを行えることで定評の「OHRINS」ですが、むかぁ〜し私がクルマで遊んでいた頃には、細やかすぎて扱えませんでした。(運転が下手なだけですけど・・・)
そして、もうトレイルバイクではお約束となった「CRANKBROTHERS JOPLIN-R」も装着されてました、このくらいのトラベルのバイクに装着すると登りも下りも抜群の威力を発揮します。
試乗してみて・・・・さすが熟成されたVPPシステムはペタペタと荒れた路面を追従しながらも前え前えとよく進みます。乗車ポジションが前にペダルを踏み出す感じなのでのんびり登って行きましょう!的なリラックスライドな感じですね、前乗りで頑張るバイクではないと思います。
下りはもう言うこと無いですね、フロントフォークのトレースしたラインをきれいに追従してくれますし、コースサイドのガレた路面にわざと踏み込んでもそのまま走り抜けてくれました。
レースでバリバリ走るのでなければ、オススメです。