FOESのフリーライドバイクFLYが2:1のレバー比で復活しました。
シングルピボット&ロングトラベルへのブレーキロックを最小限に減らすためのフロ−ティングマウントは旧型より継承されています。
リアハブと共にスペシャルなエンド幅は、高剛性とチェーンラインの適正化に貢献します。(このアングルでは解らないですね。)
このバイクにアッセンブルされていた、「MARZOCCHI 66」の動きが秀逸でした。
もともとMARZOCCHIの作動感は良いのですが、バッチリ当たりが付いていてスッとはいりグッと踏ん張る、このフォークそのものが欲しくなりました。
ROCKSHOXのPIKEシリーズやFOXの36シリーズが、ツールフリーでの前輪の脱着になり、MARZOCCHIもその後を追っています。
最近のFOESのアイデンティティとも言える形状のトップチューブになり、リアバックは剛性確保とフローティングブレーキをアクスル同軸に配置するためスペシャルハブになってます。
他のバイクと同じ試乗コースでは、登りは頑張らないと周囲のライダー達からの土埃をたっぷりと吸い込むことになりますが、下りでは懐のふかーいところまで見ることはできない程ゆとりのトラベル(あたりまえですが)です
しかしながら、フリーライドバイクと呼ばれる7インチオーバーのトラベルを持つバイクの中では、フロントのトリプルを使える、数少ないバイクの1台ではないでしょうか?