OUTDOOR DEMO IMPRESSION(11)
更に今年の目玉バイクの1つ「ROCKYMOUTAIN SLAYER SXC70」です。
昨年のインターバイクにてフルモデルチェンジされ発表された「SLAYER」シリーズは、バイシクルクラブ誌のインプレでも「コーナリングマシン」と称して、昨年の「MY FAVORITE BIKE TOP3」に入っていたので、「もうモデルチェンジかぁ?」と不思議な気分でご対面でした。
はい、こちらにもカーボンのシートステーが採用されてます、この素材のおかげなのかリアショックとリンクによる作用なのかわかりませんが、「ブレーキング時にリアがロックしにくく、後輪を地面に押さえつけている」かのようなフィーリングが乗車中に感じられました。このバイクの設計者は、こんな事も計算済みなのでしょうか?
リアショックをぐるりと取り囲むフレームワークは、2006モデルでも特徴的たっだのですが、2007ではパーツが簡略化され滑らかな形状になり、大胆な肉抜きで軽量化が図られていました。またリアショックも「FOX FLORT DHX AIR」へとスープアップして路面からの耐衝撃性へのゆとりとプロペダルの設定を積極的に行えるようになりました。
フォークは、「FOX TALAS 36」です、2007のTALASシステムは、3段階のトラベル調整(120・140・160mm)となり、走行中のトラベル変更がとても使いやすくなりました。
試乗してみて、2006モデルを購入された方には、申し訳ないですが「良い意味で別物」に仕上がってます。
まぁ、カタログ上でも「SLAYER SXC」と「SLAYER」シリーズが併売という形を取っており、マイナーチェンジというよりは上位機種が追加になったという見方になっているので、ご予算に合わせてチョイスすれば良いのではないでしょうか?