昨年から設計製作されていたニューフレームが遂に完成したとこのとで、本日工場よりハンドキャリーしていただきました!
その名も「Derringer(デリンジャー)」、設計・企画は京都府宇治にあるメチャクチャコアなバイクショップ「
GRITTER TUNE」の主宰タイラケンジ氏、製作は某国産DHバイクやTUBAGRAの元祖MOZUを生み出した「フジアロイ」が行いました。
コンセプトは、ズバリ「
身長135cmから乗れる26インチMTB」であります。
JOSFのMTBキッズレースでは、おなじみの「
FOOFIGHTER Sサイズ」は、同じく135cmから乗れる仕様ではありましたが、大人が乗ってもOKなパイプを流用していたため如何せん重量が重く、体重が軽い小学生にとっては硬いフレームでオーバースペックでした。
当店の常連さんのお子さん数人がこの「FOOFIGHTER」を駆ってレースに出ておりますが、やはりもっと軽く、体格に見合ったフレームがあったら・・・・の声から、遂に生まれたのが、この「Derringer」なのであります。
まずは、気になるのがその重量・・・・アルミ素材で「1.71kg」となっております。
ヘッドは80〜100mmのフォークを想定して設計され、上下左右からガセットにて補強しつつ、溶接の逃げを作ることでしなりをコントロールしています。
後側から見ると、逃げがわかるかと思います。
昨今のフォークに多いクラウン上部のアジャストダイアルも干渉しないように曲げ加工が施されました。
シート周りもシートステーをトップチューブに接合して、タイヤクリアランスの確保とリアのしなりをコントロールしています。
フロントディレーラーのワイヤーガイドも設定されていますので、ショートトラックや下り系だけでなく里山ライドも可能です。
溶接面からの破断を減らすための意匠も特徴の一つです。
BB周りも、削りだしのプレートとブリッジで剛性とウィップのバランスをとっています。
某社のディレーラーハンガーを採用することで、トラックエンドながら適切なディレーラー位置を調整できます。
最短まで詰めるとリア〜センターは395mmになり、26×2.35のタイヤもカバーできます。
トラックエンドなので、ディスクマウントもローター位置に合わせられるように設計されています。
こちらが、某社のディレーラーハンガー・・・・破損時の入手も可能です。
ちなみに、キッズだけではなく小柄な女性にとっても扱いやすいバイクになりますので、いままで大きめのフレームでガマンされていた150cm前後の方にもオススメです。
THE RIDDLE BIKES Derringer ・・・・・・ 1サイズ・無塗装・専用ディレーラーハンガー付き もちろん「Hand made in Japan」の7N01アルミフレーム!! ¥73,500(税込)
詳細なジオメトリは
こちら
パパのお下がりパーツを流用して、親子で夏休みの冒険ライドなんていかがでしょうか?
で、パパはニューバイク購入のの大義名分をゲット!!
今週末に入荷いたしますので、ご興味がある方は是非ご来店ください。